Study

<7>パーマ剤

<7-1>パーマ剤の基礎知識

 

(パーマ剤1剤の成分)

 

1.パーマ剤の1剤の成分とは何か?(4種類)

2.5種類の還元剤の成分とは何か?

3.還元剤の内、サルファイトと呼ばれる分類のものは何か?

4.還元剤の働きを答えよ。

5.4種類のアルカリ剤の成分とは何か?

6.アルカリ剤の働きを答えよ。

7.コンディショニング成分、毛髪保護成分、タンパク、アミノ酸の5種類の成分を答えよ。

8.問7の働きを答えよ。

9.その他にパーマ剤の1剤に含まれる成分3種類とは何か?

 

(パーマ2剤の成分)

 

10.パーマ剤の2剤の成分とは何か?(4種類)

11.2種類の酸化剤の成分とは何か?

12.2剤に使われる過酸化水素のpHは何%以下か?

13.酸化剤の働きを答えよ。

14.3種類のpH調整剤の成分とは何か?

15.pH調整剤の働きを答えよ。

<7-1>解答

 

1.還元剤 アルカリ剤 コンディショニング成分(毛髪保護成分、タンパク、アミノ酸) その他

2.チオグリコール酸類(チオ系) システイン類(シス系) 亜硫酸ナトリウム(サルファイト 化粧品)

チオグリセリン(化粧品) ラクトンチオール(化粧品)

3.亜硫酸ナトリウム

4.毛髪中のシスチン結合を切る。(S-S)

5.強アンモニア水 モノエタノールアミン 炭酸水素(ナトリウム、アンモニウム) L-アルギニン

6.毛髪を膨潤、軟化させ還元剤の浸透を促進させ反応性を高める。

7.油分、脂肪成分(オリーブ油) 樹脂、高分子ポリマー(カチオンポリマー系) タンパク、アミノ酸系(加水分解ケラチン) グルタミン酸 シリコーン

8.手触りを滑らかにし、毛髪内部に栄養を補給する

9.界面活性剤 キレート剤(エデト酸ニナトリウム) 防腐剤(メチルパラペン)

 

10.酸化剤 コンディショニング成分 pH調整剤 その他

11.臭素酸ナトリウム(ブロム酸) 過酸化水素

12.2.5%以下

13.切れたシスチン結合を結び付けて固定する

14.リン酸 リン酸塩 クエン酸

15.薬剤のPhを守る働き

<7-2>還元作用と酸化作用

 

(還元作用、酸化作用とは)

 

1.還元作用とは?

2.還元>(A)を失う

   化合物が(B)と化合する

   イオンが(C)を取り入れる

3.還元剤はいつ酸化されるか?

 

(パーマのにおい)

 

4.パーマ施術中の独特の臭いの原因は何か?

5.2剤の付けムラを防ぐため、どの状態の時に塗布するか?一回目、二回目の状態を答えよ。

<7-2>解答

 

1.1剤中のチオグリコール酸やシステインが毛髪中のシスチン結合に水素を与えて還元剤として働き、シスチン結合を切断する。

2.(A)酸素 (B)水素 (C)電子e-

3.反応後

 

4.還元剤と毛髪が反応して、シスチン結合を切っている臭いが生じるため。

5.1回目>ロッドを付けたまま 2回目>ロッドを外してから(シャンプー台で行い、丁寧に揉み込むことで、付けムラを防ぎ、臭いも軽減できる。)

<7-3>パーマ剤の分類

 

1.パーマ剤の2つの形式を答えよ。

 

(パーマネントウェーブ用剤の分類「医薬部外品」)

 

2.加温二浴式のパーマ剤は何℃まで加温可能か?

3.縮毛矯正に使われるパーマ剤2種類を答えよ。

 

(パーマネントウェーブ用剤 コールド式と加温式の規格)

 

4.コールド二浴式、加温二浴式のうちどちらの薬剤が強いか?

 

<以下の設問にはチオ、シスの2通りの解答をせよ(問12まで)>

 

5.コールド二浴式の温度は何℃から何℃までが許容範囲か?

6.コールド二浴式の還元濃度は何%から何%までか?

7.コールド二浴式のアルカリ度は何ml以下か?

8.コールド二浴式のpHの範囲を答えよ。

9.加温二浴式の温度は何℃以下までか?

10.      加温二浴式の還元濃度は何%から何%までか?

11.      加温二浴式のアルカリ度は何ml以下か?

12.      加温二浴式のpHの範囲を答えよ。

13.      チオグリコール酸濃度が7.0%以上の時は、超えた%分に何を配合するか?

14.      2剤の酸化力を臭素酸ナトリウム、過酸化水素それぞれ答えよ。

15.      2剤のpHを臭素酸ナトリウム、過酸化水素それぞれ答えよ。

<6-3>解答

 

1.R、B、Y(プライマリーカラー)

2.O、G、V(セカンダリーカラー)

3.RO、YO、YG、BG、BV、RV

4.色相間上で対角線上にある色

5.ニュートラルブラウンになる。

6.無彩色になる。

<7-4>還元剤の違いとアルカリ剤の違い

 

(有効成分の種類)

 

「チオグリコール酸の種類」

 

1.チオグリコール酸の種類を答えよ。(3種類)

2.チオグリコール酸は単独では何性か?pHも答えよ。

 

「システインの種類」

 

3.システインの種類を答えよ。(5種類)

4.L-システインは何性のアミノ酸で、何を構成しているアミノ酸と同一か?また、酸化されると何を生成するか?

5.DL-システインのL-体とD-体の混合量を答えよ。また、L-システインに比べると何を生成しにくいか?

6.N-アセチル-L-システインは何から合成され何を抑制する働きがあるか?

7.塩酸L-システイン、塩酸DL-システインについて、何をするためにL-システイン、DL-システインを塩酸で中和したものか?また、塩酸塩にすることでどのような効果があるか?塩酸塩は何で中和するか?

 

(還元剤の特徴)

 

8.チオグリコール酸の分子量と分類を答えよ。

9.システインの分子量と分類を答えよ。

10.システアミンの分子量と分類を答えよ。

11.システアミンの特徴を答えよ。

12.サルファイトの分子量と分類を答えよ。

13.サルファイトの特徴を答えよ。

14.チオグリセリンの分子量と分類を答えよ。

15.チオグリセリンの特徴を答えよ。

16.ラクトンチオールの分子量と分類を答えよ。

17.ラクトンチオールの特徴を答えよ。(5つ)

 

(アルカリ剤の種類と特徴)

 

18.アルカリ剤の働きを答えよ。

19.アルカリ剤の種類を答えよ。(4種類)

20.アンモニアの特徴を答えよ。

21.モノエタノールアミンの特徴を答えよ。

22.炭酸水素アンモニウムの特徴を答えよ。 

23.アルギニンの特徴を答えよ。

<7-4>解答

 

1.チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム液、チオグリコール酸モノエタノールアミン液

2.酸性(約pH1.5)(パーマ剤にはアルカリで中和されたものを使っている)

 

3.L-システイン(天然アミノ酸)、DL-システイン、N-アセチル-L-システイン、塩酸L-システイ

ン、(天然アミノ酸)、塩酸DL-システイン

4.中性、毛髪、シスチン

5.1対1、シスチン

6.L-システイン、L-システインの結晶化

7.水に対する溶解性を上げるため、シスチンの生成を抑える、アルカリ剤

 

8.分子量92 医薬部外品

9.分子量121 医薬部外品

10.分子量77 化粧品1.6%以下

11.低pHでチオグリコール酸なみにかかる。しかし、髪に強い臭気を生じることもある。

12.分子量126 化粧品4%以下

13.SH基を持たない。安全性が高く、目薬やワインの酸化防止剤としても使われている。

14.分子量108 化粧品2.3%以下

15.臭気、残臭が強い。低アルカリ量で高pHにできチオなみに掛かる。チオに比べるとダメージは少ない。

中性域ではかかりが弱い。

16.分子量118 化粧品2.5%以下

17.強い不快臭がある。酸性領域ではアルカリのシスなみに掛かる。構造内に親水基と親油基をもつ。水溶液

にすると短時間で分解する。アルカリ領域で分解する。

 

18.pHを高め、毛髪を膨潤させ、薬液の浸透を促進させ反応性を促進する。

19.強アンモニア水 モノエタノールアミン 炭酸水素アンモニウム アルギニン 

20.揮発性のため刺激臭がある。毛髪への残留は少ない。反応が早く、ブリーチ力が強い。

21.不揮発性のため臭いは少ない。毛髪の残留は高い。反応が遅く、ブリーチ力は弱い。

22.弱アルカリ性のアルカリ剤。時間の経過と共に炭酸が揮発してアルカリが強くなり、反応が強くなる。

23.塩基性のアミノ酸の一つ。毛髪との親和性が高い。アルカリ剤の作用としては弱い。反応は穏やか。

<7-5>パーマの仕組み

 

(パーマが掛かる仕組み)

 

1.どのようにしてパーマが掛かるのか?

2.パーマを掛けるとはどのような事か?

3.パーマの7つのプロセスを答えよ。

 

(サルファイトの反応機構)

 

4.サルファイトはどのような還元剤か?

5.サルファイトが髪のシスチン結合を切断するとどのような形になるか?

6.2剤に相当する何剤で処理するとシスチン結合が再結合するか?

 

(カーリング剤「サルファイト システアミン」はパーマと違う?)

 

7.パーマ剤、ヘアカラー剤の分類は?

8.スタイリング剤の分類は?

9.医薬部外品と化粧品の同日施術は認められているか?

 

(パーマの持ちは何ヵ月?)

 

10.日が経つとパーマが伸びる原因は?

11.シャンプーで髪が濡れると水素結合が切れて、パーマの掛かった毛髪はどのようになるか?

12.S字カールで何ヵ月もつか?

13.C字カールで何ヵ月もつか?

<7-5>解答

 

1.間充物質とフィブリルのS-S結合の結びつきが切れたり離れたりするから。

2.毛髪の間充物質とフィブリルの結合する位置をコントロールすること。

3.1.ロッドを巻く

2.一剤をロッド一本一本につけ毛髪の結合を切る

3.1剤の効き目をチェックするテストカール

4.中間水洗

5.1剤で切った毛髪の結合を再結合させるために2剤をつける。

6.ロッドを外す

7.状態を見ながらもう一度2剤を付けて、結合が均一になるように仕上げる。

 

4.SH基をもたない

5.ブンテ塩

6.酸化剤

 

7.医薬部外品

8.化粧品

9.認められている

 

10.髪の成長に合わせ、キューティクルも真直ぐになろうとするから。

11.内側の間充物質の力によって外側のキューティクルの力が勝ってくる。

12.2ケ月

13.1ケ月

<7-6>パーマ剤による科学的性質とダメージ

 

(パーマ剤による毛髪の損傷例)

 

1.パーマ剤によるダメージは、キューティクルの損傷による「浮き」>「剥離」その後にはどうなるか?

 

1剤のpHはとても大切)

 

2.pHがどのような状態の時に健康領域となり安定するか?

3.アルカリ側ではどうなるか?

4.酸性側ではどうなるか?

5.中性パーマのpHは?

6.微アルカリパーマのpHは?

7.アルカリパーマのpHは?

8.pHが高くなるほど掛かりはどうなるか?

 

(処理温度を高くするとパーマは掛かりやすくなる)

 

9.加温した場合の反応速度は10℃上がると何倍になるか?

10.加温せずにキャップをした状態の時の毛髪の温度は何度前後か?

11.加温している時の毛髪の温度は何℃か?

12.加温することで、反応速度は室温放置状態の何倍になるか?

 

(パーマプロセスにおける毛髪の強伸変化)

 

13.1剤によって毛髪のシスチン結合がきれると強度と伸度はどうなるか?

14.2剤によって完全に酸化されてシスチン結合が再結合されると強度と伸度はどうなるか?

 

(パーマ剤によるダメージの要因)

 

15.パーマのダメージの原因は?

16.キューティクルの剥がれの原因は?

17.pHの変化とイオン結合に切断の原因は?

18.間充物質の流出の原因は?

19.ケラチンタンパクの変性の原因は?

<7-6>解答

 

1.間充物質が流出し、毛髪内部がスカスカになり変形が起こる。

 

2.等電帯

3.膨潤する

4.収斂する

5.6から7

6.8付近

7.8.5以上

8.強くなる

 

9.2倍

10.30℃前後

11.40℃

12.2倍

 

13.強度は低下、伸度は増大

14.回復する

 

15.1剤の還元剤とアルカリ剤の影響

16.還元剤+アルカリ剤

17.アルカリ剤

18.還元剤+アルカリ剤

19.熱

<7-7>ダメージ対策とパーマプロセスについて

 

(毛髪診断のポイント)

 

1.パーマが掛かりにくい髪とは、キューティクルの枚数は?髪の太さは?水や薬剤をはじきやすいどんな毛?

2.最近問題となっているパーマ、カラーが失敗しやすい原因とは?

3.毛髪がダメージを受けていると「透け感」はどうなっているか?

4.硬毛を軟毛と比較した場合、キューティクルの枚数はどちらが多いか?またどのような薬剤が必要か?

5.根元<中間<毛先の順でダメージが大きくなるが、何が流出して、何の含有量が少なくなっているか?

そのためには何を抑えなければならないか?

6.毛先にはどのような薬剤が適しているか?

 

(パーマ剤によるダメージを少なくするポイント)

 

7.パーマ剤による褪色、ダメージには何が影響するか?

8.還元剤では何が有効か?

9.褪色、変色が少ないのは何系?

10.1剤の適切な塗布量は?

11.1剤の放置時間は?

12.乾燥したらどうする?

13.2剤はヘアカラーの褪色を抑えたい時は何が適しているか?

14.塗布ムラを無くすためにはどうするか?

15.2剤のポイントは?

16.後処理でpHはどの位に戻すか?

17.後処理では何を補給する?(2種類)

18.後処理では毛髪はどのような状態になるか?

19.ホームケアで大切な事は?

20.どのようなスタイリングが望ましいか?

21.お手入れのアドバイスは?(3つ)

<7-7>解答

 

1.キューティクルの枚数>多い 太毛 硬毛 撥水毛 脂性毛 健康毛

2.シリコンの残留

3.ダメージが大きいほど透けてみえる

4.硬毛 高アルカリの薬剤

5.間充物質 シスチン 還元力

6.低アルカリ薬剤

 

7.還元剤の種類と還元力 アルカリ剤の種類と量 pH

8.還元力の少ないサルファイト

9.チオ系

10.髪に浸透する量のみ。過剰な塗布はしない。

11.7分~10分

12.水分補給

13.過酸化水素系

14.シャンプーブースで再塗布

15.しっかり酸化させる

16.4.5から5.5の弱酸性

17.間充物質、毛髪細胞膜複合体(CMC)

18.吸水毛を撥水毛にする

19.残留アルカリの除去、等電帯のキープ

20.下から持ち上げるようにスタイリングする。

21.過剰なコーミングは避ける、髪は乾かしてから寝る、トリートメントは毛先を中心に付ける。

<7-8>ホット系パーマについて

 

(ホット系パーマのメリット、デメリット)

 

1.繰り返し施術した場合質感はどうなるか?

2.熱によるタンパク変性が進行するどうなるか?

3.ホット系パーマとコールドパーマの仕組みの相違点は?

 

(クリープ期とは?)

 

4.クリープ期の意味は?

5.クリープ期とは何か?

6.クリープ期の時間は?

 

(最初に登場したホット系パーマの原理)

 

7.初期のホット系パーマはどのようにしてパーマを掛けるか?

8.加温時間は?

9.コールドウェーブと比べるとどのような特徴があるか?

10.これからのホット系パーマで大切なことは?

 

(ホット系パーマのウェーブコントロール)

 

11.水分量は?

12.ロッドのサイズは?

13.スライスの厚さの違いによりどうなるか?

14.回転数によってどうなるか?

15.軟化度合いは?

16.どの様な髪質の人にホット系パーマが掛かりやすいか?

 

(熱と毛髪の温度変化について)

 

17.毛髪がウェット状態の時ロッドの表面の温度、髪の表面の温度は何℃か?

18.毛髪が乾きだすとどうなるか?

19.加温終了の目安は?

20.80℃で加温した場合の限界タイムは?

21.100℃で加温した場合の限界タイムは?

<7-8>解答

 

1.硬くなる

2.ウェーブが掛からなくなる

3.ホット系パーマはクリープ期による毛髪の内部構造の変化を利用する。

 

4.ずれる、変形するという意味

5.シスチン結合を切断した毛髪の内部構造が安定な状態になるまでに掛かる時間。

6.10分~20分

 

7.1剤を中間水洗した後の残留アルカリ+還元剤の力を利用して、加温して反応を活性化させてウェーブを掛ける。

8.15分から30分

9.まとまりのある大きなリッジが出る。乾いた時にウェーブがダレ無い。ウェーブの持ちが良い。

10.1剤をシッカリと洗い流して、髪を元の状態に戻してから加温工程をする。(熱によるタンパク変性が減

少する)

 

11.濡れ過ぎず、乾き過ぎず。

12.1カールはロッドの計と同等。

13.厚め>外側の熱の当たりが弱くなるため、毛先が強く、中間がナチュラルなカールになる。

薄め>熱が均一に掛かるので、均一なウェーブになる。

14.回転数が増えると熱の当たりが弱くなる。

15.適正軟化はストレートと比べると7、8割程度。軟化をシッカリさせると掛かりも強くなるが、熱によるダメージを受けやすいので注意が必要。

16.クセ毛

 

17.ロッドの表面の温度>100℃ 髪の表面の温度>50℃~60℃

18.徐々に毛髪の表面温度が上がっていく。

19.毛髪が乾いた段階で加温を終了する。

20.8分~14分

21.6分~10分

<7-9>アイロンを使用するストレートパーマについて

 

(ストレートパーマによるダメージ)

 

1.ストレートパーマの繰り返しによるダメージの特徴は?

2.アイロンストレートはどのような性質があるか?

 

(ダメージの少ないストレートパーマの原理)

 

3.どのような手法が有効か?

4.アイロン施術はどのような内部構造の変化を助けるか?

5.アルカリ剤を少なくする事でどのようなメリットがあるか?

6.クセ毛の場合はどうするか?

 

(アイロンの温度設定と毛髪の表面温度の関係(平均実測値))

 

7.ダメージ毛とはどのような状態か?

8.ダメージ毛の場合のアイロンの温度設定はどうするか?

9.アイロンが100℃、120℃、140℃、160℃、180℃の場合の毛髪表面に温度を答えよ。

 

(アイロン施術について)

 

10.ダメージレス、自然な仕上がりを求める時、アイロンの温度、スライス幅。テンション、角度はどうするか?

11.毛先はどのようにするか?

12.頑固なクセを伸ばす時の温度、スライス幅、テンションはどうするか?

13.毛髪にテンションを掛けるとどうなるか?

<7-9>解答

 

1.キューティクルの溶解、硬化、剥離

2.残留アルカリが熱の力でキューティクルを溶解させながら形を整えていく。

 

3.アルカリによるキューティクルへの負担は少なくし、アイロンの熱の力を借りて毛髪内部の構造を整える。

4.膨潤、軟化によって動きやすくなったコルテックス細胞、マトリックス蛋白の移動

5.キューティクルへの負担も減り、タンパク変性が少なくなり、やわらかく自然な仕上がりになる

6.ある程度、アルカリによる熱変性を利用してキューティクルの歪みを整えなければクセは伸びない。

 

7.毛髪内部のCMCや間充物質が流出してしまっているため、本来の水分保持機能が低下している。

8.低く設定する。

9.75℃、89℃、98℃、110℃、121℃

 

10.      160℃から180℃で根元から中間まで、1~1.5cm、ノーテンションで2、3回スルー、直角

11.      140℃以下で3~5パネルをまとめてスルーする。

12.      180℃、1cmでゆっくり2、3回スルー、軽くテンションをかけて引っ張りながら行う。(根元は1cm外す)

13.      毛髪内部の構造を緩め内部構造の再配列をし易くする。